お口をケアして免疫力をアップしよう!
お⼝のケアは、免疫力アップにつながることを知っていますか?
お⼝と体は密接な関係があります。⼝は体の⼊り⼝であるため、⼝から取り⼊れたものが全⾝に⾏き渡ります。そんなお⼝が清潔でなければどうでしょうか︖
口腔健康管理を受けた場合インフルエンザの発症率が減ったというデータもあります。お口のケアは新型コロナウイルス対策にもつながります。
もちろん歯磨きは大切ですが、お口のケアは歯磨きだけではありません。今回は様々なお口のケアをご紹介します。
規則正しい生活を心がける
早寝早起き、バランスの取れた食事など、規則正しい生活は、健康なからだ作りの基本です。
フッ素やキシリトールを取り入れる
歯磨きの時にフッ素入りの歯磨き剤や洗口液を使用したり、キシリトールのガムやタブレットを摂取することで、虫歯になりにくいお口の環境になります。
市販のキシリトール入りのガムやタブレットは、砂糖などの甘味料も入っている場合があります。歯科医院では、キシリトール100%のものを取り扱っているところも多いので、かかりつけの歯科医院でおたずねください。
また、当院ではトゥースフレンドリー協会認定品をお勧めしております。
これは、「食べてから30分以内に歯垢のpHを5.7より下に低下させないお菓子」すなわち、むし歯のことを気にせずに、いつでも安心して楽しめるお菓子に「歯に信頼」マークをつけることを認定したものです。
舌磨き
舌の表面の汚れには、食べかすや細菌などが含まれており、口臭の原因の1つにもなっています。
歯ブラシで⻭を磨くようにこすってしまうと、舌の表⾯を傷つけてしまい、逆に汚れが溜まりやすくなってしまったり、味を感じる味蕾(みらい)を傷つけてしまったりすることもありますので、鏡を見ながら舌ケア専用のブラシを使って優しくケアするなど注意が必要です。舌の汚れは、毎日のケアで少しずつ取れていきますので、1日1回を目安に正しくケアしましょう。ケア方法がわからない、舌を傷つけてしまわないか心配など、不安な場合は歯医者さんで相談してくださいね。
お口のトレーニング
口腔機能が低下すると、噛みにくい、飲み込みにくいということが起こってきます。これらは、バランスの良い食事ができなかったり、誤嚥性肺炎にもつながります。よく噛めないと唾液の分泌も悪くなり、細菌が活動しやすい状態にしてしまいます。
お口の機能は食べるだけでなく、会話をしたり、豊かな表情を作ったりすることにもつながりますので、日頃からお口の体操を意識してトライしてみましょう。
歯科定期健診
虫歯や歯周病は、ご自身の気づかないところで進んでいることもあります。ご自宅での口腔ケアで取り切れない汚れは、定期的なメンテナンスできれいにしてもらうといいでしょう。ちょっとしたお口の違和感やお悩みの相談もしていただけます。
無理なくできることから少しずつ取り入れて、健康に冬を乗り切りましょう!