歯の治療途中で通院をやめてしまった方へ-リスクと当院の取り組み-
歯の痛みがなくなった、仕事や学校が忙しい、面倒になった、一度行かなくなると行き辛いなど、歯医者に行かなくなってしまった経験はありませんか?
歯にとって、自己判断で治療を中断することにメリットは一つもありません。
今回は、歯の治療途中で通院をやめてしまうことのリスクや当院の取り組みなどをご紹介いたします。
目次
歯の治療中断のリスク
歯の治療を中断すると、様々なリスクが想定されます。
- 急に痛みや腫れがぶり返す
- 虫歯や歯周病などの症状が悪化する
- 歯を失う可能性が高まる
- 歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼす
- 他の健康な歯にも影響が出る
- 症状が悪化するにつれて治療が複雑になり、治療期間が延びたり、その分費用等の負担が増える
- 食器の共有やスキンシップを通して、虫歯や歯周病菌が感染する可能性がある など
こんなときに歯の治療を中断してしまいがち
痛みが治まったとき
応急処置など痛みが治まったら安心しがちですが、一時的なものですので、しっかり治療をしておかないと、急に痛みや腫れがでたり、症状がどんどん進行してしまいます。
治療期間が長くかかる治療の時
歯周病治療や歯の根の治療は、治療期間が長くかかる場合が多い治療です。めんどうになったり、予定が合わずにキャンセルしてそのまま…ということも。歯の根の治療は放置してしまうと、歯の中で菌が繁殖してしまい、虫歯が進んだり、歯の根に膿が溜まったり、抜歯になることもありますので、特に注意が必要です。
仮歯や仮の詰め物を入れたとき
仮歯や仮の詰め物は取り外すことを前提にしているため、長期的に使えるようにはできていません。長い間使うと、仮歯や仮の詰め物の隙間から細菌が入って虫歯が再発してしまったり、噛み合わせに影響が出る場合があります。これまでに行った治療が無駄になってしまいますので、最終的な詰め物や被せ物を装着して治療を完了させましょう。
当院の取り組み
予約制の採用
予約制は、患者様のお時間を大切にするためはもちろん、計画的に治療を進めることで、よい治療効果を得ためでもあります。そのため、来院の度に次の予約をお取りし、スムーズに通院していただけるようにしています。
万が一都合が悪くなった場合は、予約日の前日までにご連絡いただけますようご協力をお願いいたします。
通いやすい医院作り
当院では、プライバシーに配慮した個室や、家族一緒に過ごせるファミリールーム診察室を完備していますので、ご自身が診察を受けている間にお子様は同じ空間で待つ事も可能です。予約制にてスタッフによる院内託児も行っておりますので、お子様の事は安心して診察を受けて頂けます。
予防歯科で治療を繰り返さない健康なお口作り
当院の最大の特徴は、徹底して歯を守り抜く為の予防歯科です。虫歯や歯周病は防げる時代になっています。悪いところを作らないことで、今回紹介したようなリスクに繋がらないお口の環境づくりに繋がります。
まとめ
今回は、歯の治療途中で通院をやめてしまうことのリスクや当院の取り組みなどをご紹介しました。
治療を中断してしまい、気まずく行き辛いという方もいらっしゃるかと思いますが、お口の症状が悪化していないか心配している歯科医院がほとんどかと思います。
ご自身や周りの大切な人のお口と身体の健康を守るためにしっかり治療をして、治療後は歯科定期健診に通いましょう。
新型コロナウイルスで歯科治療を中断されている方は、自己判断をせず、かかりつけの歯科医院にご相談下さい。
当院では徹底した基本の衛生管理に加え、新型コロナウイルス感染予防で追加対策を行っております。不安な方や、予約の変更などはお気軽にお問い合わせください。
詳しくは下記も併せてご覧ください。
新型コロナウイルス(COVID-19)における院内対策について