「口ポカン」はスマホが原因かも?子どものお口を守るためにできること

子どものスマホやタブレット利用

こんにちは、交野市の歯医者おがわ歯科こども歯科クリニックです。

子どもがスマホやタブレットを使う時間、気になりませんか?

ゲームや動画視聴が日常になっている今、実はその「メディア利用の習慣」が子どものお口の健康に思わぬ影響を与えていることがあります。当院では、こうした生活習慣とお口の関係についても注目しています。

今回は、スマホなどのメディア使用時間とお口の関係と、その対策についてご紹介します。

 

影響① 長時間の使用が「口呼吸」の原因に

スマホやタブレットを集中して見ている時、子どもは前かがみの姿勢になり、口をポカンと開けていることがよくあります。この状態が続くと、鼻呼吸ではなく口呼吸のクセがついてしまうことがあります。

口呼吸は、口の中が乾燥して細菌が増えやすくなり、虫歯や歯肉炎、口臭の原因になることもあります。さらに、舌や顎の筋肉の発達にも影響し、歯並びの乱れを引き起こす要因になる可能性があります。

 

影響② 姿勢の悪化が歯並びや噛み合わせの乱れに

メディア利用の姿勢

スマホやタブレットをのぞき込むように使う姿勢は、頭が前に出て背中が丸くなりがちです。

この「ストレートネック」や「猫背」などの姿勢の乱れは、顎の成長バランスに影響します。顎が後ろに下がったり、片側ばかりで噛むクセがつくことで、噛み合わせのズレや歯並びの乱れに繋がることがあります。

 

お子さんの矯正相談に来られる方の中にも、「姿勢」や「口呼吸」が背景にあるケースは少なくありません。

 

影響③ 生活リズムの乱れが口内環境の悪化に

寝る直前までスマホやタブレットを使う習慣があると、睡眠の質が低下し、夜の歯みがきを忘れて寝てしまうことも…。

また、長時間のメディア利用中にお菓子やジュースを摂る「ながら食べ」も虫歯リスクを高めます。口の中が酸性状態に長くさらされ、再石灰化の時間が減ってしまうからです。

 

ご家庭でできる対策

TCHの原因

1日あたりのスクリーンタイムを決めることや、使用中の姿勢を正すことが大切です。

また、使用後に「鼻で呼吸できているかな?」と親子で確認したり、夜の歯みがきを一緒に行う習慣づけも効果的です。

当院では、矯正治療だけでなく、こうした日常習慣からお口を健やかに育てるサポートを行っています。お子さんの歯並びやお口のクセが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

まとめ

今回は、スマホなどのメディアを使用する時間とお口の関係と対策についてご紹介しました。

スマホやタブレットの使いすぎは、視力だけでなくお口の健康にも影響を与えることがあります。

「口呼吸」「姿勢の乱れ」「歯みがき習慣の低下」などは、すぐに症状として現れないため見落とされがちですが、将来的な歯並びや噛み合わせにも関係します。

メディア利用をうまくコントロールし、生活習慣を整えることが、お口の健康を守る第一歩です。

おがわ歯科こども歯科医院では、交野市を中心に、お子さまの成長段階に合わせた小児歯科・小児矯正、インビザライン治療を行っています。気になることがあればお気軽にご相談ください。

院長・歯科医師 小川洋平

記事監修医

交野市倉治の歯医者
おがわ歯科こども歯科クリニック
院長・歯科医師 小川洋平
プロフィールはこちら

Leave a Comment

CAPTCHA


交野市倉治で治療をお考えなら、おがわ歯科こども歯科クリニックへ

検診、歯石取り、フッ素、矯正のご相談、
3か月先までのご予約も承ります。

ご予約・お問い合わせ

072-891-4182

※ご都合の良い時間をご予約ください。キャンセルや変更の際は、お早めにお電話にてお知らせください。

初診の方限定ウェブ予約 初診の方限定ウェブ予約