夏休みのお口のケアにワンポイント!デンタルフロスや歯間ブラシをプラスしてみよう
ハブラシだけで歯を磨いた時と、デンタルフロスや歯間ブラシを組み合わせてケアをした時を比較すると、歯垢除去率が約20%も違うってご存知ですか?
せっかくお口をケアするのに、しっかり汚れを落とせてないなんてもったいないですよね?
今回はデンタルフロスと歯間ブラシについてご紹介します。
デンタルフロス
デンタルフロスは、ナイロンやポリエステルなど弾⼒性のある細い繊維からできており、汚れが落としにくい⻭と⻭の間の汚れを落とすときに使います。糸巻タイプやホルダータイプがあります。
子どものデンタルフロスは、歯と歯の間が少しずつ狭くなってくる2歳ごろから使うのが目安です。歯茎を傷つけないように、小さなお子様には必ず大人の方が使うようにしてください。小学校中学年ぐらいからは、自分で使えるようになりますが、大人の方が確認しながら使うようにすると安全です。
大人の場合でも、糸巻タイプのフロスは無理に上に引き抜かないようにし、やさしく横から抜くようにしてください。
歯間ブラシ
⻭間ブラシは、デンタルフロスと同じく⻭と⻭の間をきれいにする道具ですが、デンタルフロスと違うところは、特に⻭と⻭の間が広い部分に使⽤します。
また、⻭と⻭の間だけでなく、⼀番奥の⻭の後ろ側やブリッジの下、⻭が抜けたままになってしまっている部分などにも使⽤できます。
⻭間ブラシのサイズは様々です。初めて使⽤するときは小さいサイズから試し、ご自身の⻭の隙間に合ったサイズを選びましょう。
サイズが合っていない⻭間ブラシを使うと、⻭茎を傷つけてしまったりする可能性がありますので、歯間ブラシが入らない部分は、デンタルフロスと使い分けをしましょう。
子どもの場合は、歯と歯の間が狭いので、気になる部分はフロスで対応しましょう。
デンタルフロス・歯間ブラシ共にお⼝を清潔に保つためにとても効果的ですが、間違った⽅法で使⽤すると、⻭茎やお⼝を傷つけてしまう原因になりますので、使用前に注意事項を確認しておきましょう。
使い⽅やサイズがわからない、うまくできない場合は⻭科医院で正しい使い⽅を教えてもらいましょう。
正しい使い⽅を守っていても、⻭茎に炎症がある場合などに出⾎が起こることがあります。正しいケアを続けることで⻭茎が引き締まり、出⾎がなくなります。しかし出⾎が続いたり、痛みがある場合は歯科医院でご相談ください。