子育て奮闘中のお母さん達に知って欲しい事 第9話:幼児食後期
今回は幼児食後期(奥歯噛み充実期)について話をしていこうと思います。
乳歯が全て生えそろい、よく噛む習慣を身につける時期の事を言います。
月齢(目安)は3歳~5歳頃で乳歯期のなかでは1番長い時期です。
舌と口の動き
- 幼児食前期よりも、舌と口の動きが上手になってきます
- 食べ方が成人に近づきます
歯の萌出状態
- 1番奥の歯も生えて、乳歯が全て生えそろいます
- 特に第二乳臼歯(1番奥の歯)は12歳頃まで生え変わらないので、大切にしましょう!
食べられるもの(目安)
成人とほとんど同じものが食べられるようになりますが、噛む力は大人の1/3ぐらいと考えあまり硬いものではなくよく噛んで食べれるものを食べましょう。
☆アドバイス☆
- 口唇を閉じて、左右の奥歯でしっかりと噛んで食べる習慣を身につけましょう。
- 前歯で噛み切ったり、奥歯ですりつぶす必要のある食べ物も与えましょう。調理の際、食材を小さく切り過ぎてしまうと、お口の機能が育まれません。
- 正しい姿勢をとることが大切です。
- せっかく生えそろった乳歯です。虫歯や歯肉炎にならないようにすることが大切です。
- 家族がそろって楽しい会話をしながら食事をすることで、心の安定が生まれ、積極性も育まれるでしょう。
3歳~6歳のこの時期が永久歯(大人の歯)が生える時に顎をしっかりと成長させていくために重要になってきます。
- 口がポカンとあいている
- 食事や飲み込みに時間がかかる
- 滑舌が悪い
- 猫背がひどい
などの原因の一つになる事があります。しっかりと顎と歯並びを成長させて健康的な生活を手にいれてほしいですね!
交野市、枚方市、四条畷市、寝屋川市からも通いやすい大人とこどものための歯医者さん
津田駅近くのおがわ歯科こども歯科クリニックの小川でした。