子育て奮闘中のお母さん達に知って欲しい事 第7話:パクパク期

今回はパクパク期(離乳完了期)についてお話しようと思います。

具体的には前歯で噛み切り、しっかりしてきた奥の歯ぐきで食べ物を噛みつぶすことを

学習する時期の事をさします。月齢(目安)1歳頃です。

 

舌と口の動きは舌は前後・上下に上手に動くようになり、左右の動きもスムーズになります。

歯の萌出状態は上下の乳中切歯と乳側切歯(合計8本)が生え、少し離れて第一乳臼歯が生えはじめます。

全身の様子は「つたい歩き」から「歩き始め」をおこないだします。

ぱくぱく期の歯

食べられる物(目安ですが)

歯や歯ぐきで噛み潰せる硬さのもの

  • 軟飯
  • スクランブルエッグぐらいの硬さのもの
  • 線維性の弱い野菜(ほうれん草の葉の部分を軟らかく茹でたもの)
  • 鶏ささみのミンチ
  • 辛くない麻婆豆腐

*薄味が基本ですが、塩・砂糖・しょうゆ・粉チーズ・マヨネーズなどをごく少量ずつ使い、味覚の発達を意識し始めましょう。大人が感じれない程度の味付けでこどもの味覚を成長させてあげましょう。

ぱくぱく期に食べられるやわらかさ

 

注意点!

喉に詰まらせないように一番注意しなければならない時期です。

一人で食べることが積極的になり増えますが、目を離さないようにしましょう!!

赤ちゃんの食事を見守ろう

アドバイス

  • まだ噛めないものが多いことに注意が必要です。奥歯が生えていないので、線維性の強い野菜(茎の部分など)や厚みのある肉類は噛み潰せません。
  • 手づかみ食べを充実させましょう!
  • 前歯で一口大に噛み切る練習をしましょう。
  • 正しい姿勢で食べましょう。
  • スプーンを練習し始めましょう。
  • 食べ物を喉につまらせないように注意しましょう!

 

一口量が分からない子どもは、一度にたくさんの食べ物をお口に入れてしまいます。

奥の歯ぐきや奥歯ですりつぶせないまま喉に入ってしまうと、つまらせる危険があります!特に、離乳完了期からは注意しましょう。

 

喉につまりやすい食べ物

  • 表面が滑らかで、潰しにくいものこどもの奥歯が生えても噛み砕くことが難しいので、口から喉にスルッと入りやすい食べ物です。

(例)豆類、ピーナッツなど

  • 弾力性のあるもので口の中で変形しやすく、喉につまりやすいためです。

(例)餅・こんにゃく

  • その他

(例)キャンディ型のチーズ・ミニトマトなど

*ミニトマトは半分や1/4大に切れば、喉につまりにくくなります。

 

詰まらせないためのポイント

  • 正しい姿勢をとるように心がけましょう!
  • よく噛んで食べる習慣を身に付けましょう。
  • 口の中に食べ物を入れたまま歩いたり、走ったり、上を向いて食べないように注意しましょう。
  • 1~2歳ぐらいまでは、なるべく目を離さないようにしましょう。

また、危険な食べ物を周りに置かないようにしましょう!

 

綺麗な歯並びと健康は離乳食から

交野市、枚方市、四条畷市、寝屋川市からも通いやすい大人とこどものための歯医者さん

津田駅近くのおがわ歯科こども歯科クリニックの小川でした。
 

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