子育て奮闘中のお母さん達に知って欲しい事 第10話:きちんと噛めていますか?
おがわ歯科こども歯科クリニックの小川です。
カミカミ期からの「ちゃんと噛んでますか!?」と悩まれる方がおられるのでチェックポイントがあるのでその説明をさせて頂きます。
基本はどの年代の方も、食べものと唾液が混ぜ合わさるように、よく噛んで食べましょう。
きちんと噛めているかチェックしてみましょう!お子さんだけでなく、大人の方もチェックしてみてください。
- 口唇を閉じて噛んでいますか?
- 奥歯のあたりの頬が膨らんで動いていますか?
- 噛んでいる方の口角がくぼんでいますか?
- 奥の方で何回も噛んでいますか?
- 前歯だけで噛んでいませんか?
あまり噛まずに飲み込んでいる場合には。。
- 食材を小さく切りすぎてませんか?
- 軟らかくしすぎていませんか?
- 線維性の強い食材を与えていませんか?
- 食事をお茶などで流し込まないようにしましょう!
あと、お子さんに食事の前に甘いお菓子などを与えてしまうと、満腹感のため食事の際にあまり食べられなくなってしまいます。
しかしお腹を空かせたままにすることは精神的にもよくありません。食事前にお腹を空かせているようなら、小さめのおにぎりなどを与え、食事の際にご飯類を少なくしたりして総量を調整すると良いと思われます。
幼児食期は、食べ物をこぼしたり、歩きながら食べたりと、親を悩ませる行動が多くなりますが、ゆったりとした気持ちで接することが大切です。これは子育て中のこどもの行動全てにいえます。ここで悩まれてるおかあさん達によく遭遇しますが大丈夫です。
皆さん同じように悩まれて工夫して対策されております。ここに親子の関係性なので正解はないと僕個人的には思います。
会話をしながら、楽しく食べることが脳への良い刺激になります。また、季節感を感じながら食べる意識を育むために、食材や調理法の幅を広げる事もオススメです。保育園のお弁当に、子供に楽しんでもらえるような工夫で目と鼻と舌で脳への刺激が3倍に!!
もし、好き嫌いができた場合には、一緒に調理をすることが有効な対処法になる時があります。
3歳以降なら、卵を割ったり混ぜたり、盛り付けをしたり、ゆで卵の殻をむくなどのお手伝いをしてもらい食べ物に興味を、また、季節のものを食べさせて五感(味覚・視覚・嗅覚・触覚・聴覚)を意識した食事を心がけると心と体の発育にとってもいい影響があります。
交野市、枚方市、四条畷市、寝屋川市からも通いやすい大人とこどものための歯医者さん
津田駅の歯医者、おがわ歯科こども歯科クリニックの小川でした。