子育て奮闘中のお母さん達に知って欲しい事 第5話:モグモグ期
今日はモグモグ期(舌で食べ始める時期)についてお話しようと思います
具体的には食べ物を、舌と上あごで押しつぶすことを学ぶ時期の事を言い、月齢だと(目安)生後7~8ヶ月頃になります。
舌と口の動きは舌は前後の動きが活発になり、上下にも動くようになります。
唇は左右同時に伸縮し、引き締まってきます。
歯の萌出状態は下顎乳中切歯(下の1番前に出る2本の歯)が生えます。
全身の様子は姿勢が安定します。次第に、座って食べられるようになり、「ハイハイ」が始まります。
食べられるもの(目安)は指で軽くつぶせる硬さのもの(舌と上あごでつぶせる硬さ、ベタベタ状)
- 絹ごし豆腐
- 7倍がゆ
- かぼちゃペースト
- 茶碗蒸しくらいの確さのもの
- 茹でて、すりつぶしたホウレンソウやブロッコリーなど
とろみをつけてあげると、さらに飲み込みやすくなります。
注意点としては離乳食を進めるときに、段階をふまずに硬いものを与えてしまうと、
食欲のある子→「まる飲み」
食欲のない子→「飲み込まない」
となってしまいます!
また、将来、「あまり噛まない」や「食べ物を流し込む」などの食べ方につながります。こうなると大問題ですので硬さはきよつけて下さいね。
歯の生えかたを見ながら、食べ物の種類や調理法を考えることが大切です。
アドバイスとしては口に運ぶ前に、食べ物をよく見せて、食べものに興味を引き出しましょう!
舌が上下にも動くようになるので、舌と上あごで食べ物を押しつぶして食べれるようになります。
それを意識して調理してください。
- 一口サイズを舌の前方におき、自分で食べ物を取り込むように導きましょう!
- 飲み込んだ(舌の上に食べ物がない)ことを確認してから、次の分を口に運んであげてくださいね☆
- 食べ急がせないことが大切です
- 薄味で育てましょう!
特にこの時期は調味料をまったく使わずに、昆布の出し汁や野菜のゆで汁で調理しましょう。
食べるときの姿勢も大切です。
正しい姿勢をとることで、頭部が安定し、しっかり噛めるようになります。
テーブルの高さは肘の高さで腰を支えるために腰と背もたれの間をテーブルと体の間にタオルケットなどをいれこぶしひと握り分の隙間をはさみましょう
足の裏全体が、床にしっかりつくようにしましょう!プラスティックブロックなどの補助台を利用をおススメします
足裏が床についていないと姿勢が安定しません。両腕がテーブルについてしまい、姿勢の悪い食べ方になりやすいです。
交野市、枚方市、四条畷市、寝屋川市からも通いやすい大人とこどものための歯医者さん
津田駅近くのおがわ歯科こども歯科クリニックの小川でした。